サンドリヨン、歌いました。
とにかく難しかった。
なにが難しいって、中音域の行ったり来たりが多いため
高音と低音、お腹と背中と首と口と、その他いろいろなバランスの調整が大変でした。
また、高音域を高らかに歌い上げてしまうと、すぐ次に来る中音域がガタガタ、逆パターンもしかり。
すこし乗り越えられた部分もありますが、やはりまだ途上だなという部分も多く
これからの課題としたいと思います。
そして、本当に美しい音楽でした。
村田先生が、「マスネ先生、お伽話に本気になっちゃった」とおっしゃっていましたが
ほんと、誰もがしっているこの夢物語に、本気で熱い愛の音楽がつけられていて
ところどころ我を忘れてしまいました笑笑笑
ご一緒させていただいたメゾの久利生悦子さん、ピアノの染谷早裕子さん
今回は先生の指揮がなかったため、自分たちで音楽を作らなければならず
レッスン以外にもスタジオかりて朝練したりしました。
なかなかいい形にならなくて、もどかしく思ったこともありましたが
終わってみると、本番が一番よかったのではないかと思っています。
オペラにはめずらしいハッピーエンド。
幸せな結末に、いつものアールリリックとは違う心地よさを感じつつ
また次の課題に進んでいきたいと思います。
