ここ一ヶ月ほど腰痛が引かなくて、なんとなく鬱々とした日々。
昨日は思い切って仕事を休んで、一日腰に負担をかけないよう過ごしたけれど、あまり変化はない。
そしたらもう、楽しいことした方がいいなぁ(ただし無理にならない程度に)、ということで、今日は午後からお出かけ。
まず、お友達の出演する声楽発表会へ。
20人あまりの方が渾身の演奏をされる中、お友達はピカイチの演奏をされてました😊
先月のコンサートで歌い損ねたアリとセミ(オッフェンバック )を、明るく楽しく、また身振り手振り付きでとてもわかりやすく演奏されていて、楽しみつつも勉強させていただきました。
終演後は表参道から霞ヶ関まで移動し、こちらの展示会へ。
鹿島茂コレクション アール・デコの造本芸術 高級挿絵本の世界
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/museum/exhibition/artdeco.html
先日のぞうのババールのコンサートにむけて勉強する中で、フランスの絵本や詩集のなかの挿絵の美しさに魅せられていたのですが、それ以上の予備知識がなくても十分に楽しめました。
とにかく美しい。
絵そのものも、色遣いも1ページの中でもデザインも。
展示会の入り口には、まずフランスの20世紀初め頃に、本がどのように作られていたのか、また、本の各部分の名称とその役割について詳しく説明されていました。
これが知らなかったことだらけで、おまけにかなりのボリュームで読み応えがありました。
そしてコレクションの展示。
まあ、美しいこと美しいこと。
バルビエの絵はいろいろなところで目にしていたので、作風は知っていましたが、実際の本に印刷されたものを見ると、その洗練されたデザインと色鮮やかさは格別でした。
私がとりわけ気に入ったのが二点。
一つ目は本の見返し部分のイラスト。
こんな可愛いイラストが入っていたら、何度も見返し(文字通り)てしまうだろうなぁ。
そして、一番気になったのがこちら。
ソロモンの雅歌に寄せたジョルジュ・バルビエの17葉のデッサン(の一つ)
いや、これでは魅力の半分も伝わらないと思いますが、この金色の鮮やかなこと!
このシリーズにはまさに「目を奪われ」ました。
本物欲しい(笑)
ポストカード、悩んだ末に選んだ3枚。
思わず図録を購入してしまいました。
これを見ながらお勉強して、もう一度観に行きたいなと思っています。
そのあとは実家へ。
なんやかんや夕飯の足しになるものを買い込んで、母の作ってくれた料理とともにで楽しい夕餉と相成りました。
父にも会いたかったけど、まだ帰ってこなさそうだったし、腰痛が悪化してきたので今日はここまで。